仲間と歩く、あみいの日記☆

双極性障害あみいのひとりごと~

看護師への道2

 入院生活☆

 

入院してから腕の手術をするまでに一週間かかった。

私はその間、学校に行けないこと、実習に出られないこと

そのことがショックすぎてふさぎ込んでいた。

割り切ればいいのに、悔しくて泣いてばかりいた。

 

私は混合病棟にいた。

 

そんな時、あの日運ばれたときに全身を診てくれた外科のM上先生が朝、私のベッドサイドに訪れた。

何を話されたかは覚えていない。

でも一言二言、椅子に座って話をして去っていった。

 

私は何も喋れなかった。

 

それからM上先生は毎朝同じ時間にベッドサイドに来ようになった。私は相変わらず何も喋れない。いつまでもふさぎ込んだまま。それでもM上先生は毎朝現れて私の横に座っては話をして去っていく。

 

それから間もなく手術を受け、

私は整形外科の病棟へ移った。

 

両腕手術後、両腕は固定されていて何も出来ない。不便でたまらない。

顔はペタペタとガーゼが貼られていて、縫合した唇の上にもテープが貼られている。悲惨な姿・・・(泣)

 

変わらずM上先生は毎朝ベッドサイドに訪れる。

術後の痛みと何も出来ない辛さと実習に出れなかった悔しさで

相変わらず私は何も喋れなかった。母親が頭を下げていた。

 

母親は仕事をしていたので日中は誰もいない。

ナースコールも自分で押せない。

 

でも整形外科の病棟、私は四人部屋にいたのだけど

前の病棟とは違い、部屋の患者さんはみんなベットサイドのカーテンを開けてオープンにしていた。私もカーテンを開けていた。病室がとても明るかった。

 

周りの患者さんが私を見守っていてくれた。

点滴がなくなるとき、看護師さんを呼んでほしい時、いつでも助けてくれる。

 

そんな日々が続き、少しずつ私の心が明るくなった。

同室の患者さんと仲良く話すようになった。

足は歩けるので、トイレにも行けるように。(下着を下げることができないからそこは看護師さんに手伝ってもらうけど・・・)

 

そして毎朝訪れるM上先生とも話せるようになった。

私に笑顔が戻った。学校のことも、もう留年の覚悟ができた。

 

そして土日、クラスの友達がお見舞いに来てくれる。

クラスのみんなからプレゼントが届いた。

嬉しかった。

 

みんな実習で忙しいのに、仲のいい子たちは毎週のようにお見舞いに来てくれた。トイレ介助や食事介助をしてくれた。

 

男友達が「洗髪の練習させて!」と言って髪を洗ってくれた。

感謝の気持ちでいっぱい。

 

親友や後輩も訪れてくれた。友達のありがたみを身に染みて感じた日々だった。

 

それから徐々に傷口は回復、次なる試練はリハビリ!

 

まだまだ入院生活は続く(@゜m゜@)

   

 

 


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