仲間と歩く、あみいの日記☆

双極性障害あみいのひとりごと~

看護師への道4 卒業

実習クリア☆

春が来て、留年した私は一学年下のクラスに入り、同じクラスで留年した子たちと混じって新たな新学期が始まる。

 

今回のクラスもとてもいいクラスだった。みんな優しかった。

実習のグループも、クラス全体も、一学年の時と同じようにみんなが一つになっていた。

実習が始まると泣いている子もちらほら。看護記録を提出しても提出してもOKが出ない時がある。心が折れそうになる。

 

それでも諦めるわけにはいかなかった。

私は入院していて取得できなかった実習科目の単位と少しの学課をクリアするために必死だった。

 

やがて12月が来て実習も無事終えることができた。

やっと髪色も茶髪に戻せる(笑)メイクもできる!

あとは国試へのラストスパートだ。

 国家試験☆

 

やっとここまでたどり着くことができた。

 

12月半ばからは模試ばかりの日々が続く。

冬休みもほとんど出かけないで家の中で缶詰状態。

 

国試の分厚い問題集を何度も何度も解いていく。

たまに出かけるときがあっても小さな問題集を持っていく。

 

そんな日々が続いてあっという間に二月がきた。

国試の日がやってきた。

不思議とそんなに焦りはなかった。

出来る限り十分やってきた。

 

国試は隣の県の大学で行われる。

前日に近くのホテルに泊まって試験に臨む。

私は少し問題集を眺めて

夜は早めに寝た。友達はドラマを見ていた(笑)

 

当日の会場はいろんな県から学生さんや社会人の方が来ていた。試験は午前、午後に分けて一日かけて行われる。

あの時の緊張感は今でも覚えてる。

午前終わった後、みんなで話し合う。

「どーだった?どーだった?」

他の学校の学生たちの中にはすでに泣いている子もいて

少々焦ったけど、無事試験を終えた。

 

帰りのバスの中、みんなすぐに携帯で答え合わせを始める。

各教材の会社から国試の解答の速報がでる。

 

泣いてる子もいれば、飛び上がってる子もいる。

そこの答えが確実というわけではないけど、何とかクリアできた気がした。

 

国試の合格発表は一か月後。卒業式の後。

 

もう開き直っていた。

次は卒業式の準備をしないといけない。

卒業式の袴の予約をする(#^.^#)

 

就職先も決まっていたし、楽しみでいっぱい。

卒業☆

いよいよ卒業のとき。

式ではみんなが泣いていた。

謝恩会では先生たちと一緒にお酒をのんだ。

ここまで長かった。

遠回りしたけど、いい経験になったと思う。

ここまで支えてくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱい。

 

三月、国試の結果はネットで確認した。

自分の番号を確認したとき、ちょうど友達からメールが来た。

「〇〇ちゃん番号あったね!!」

嬉しいというか、ほっとした感じ。

 

「これで晴れて正看護師として働くことができる。」

 いろいろ走り抜けた三年間だった。

 

以上が私が看護師になるまでの記録でした。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました (*^▽^*)   

  


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