認知症の祖母★双極性障害★
昨日の祖母はいつもより元気だった。私のこともちゃんと解って、ご飯も自分で食べた。量的にはほんの少量だったけど・・・
もっと食べないと、、ただでさえもう骨と皮くらいやせ細っているのに・・・と思うけど本人は食べたがらない。
私は祖母のところへ行くときには時計を外す。
以前会いに行ったときに、私が時計を見ると、「これからどこかへ行くのか?帰るのか?」と祖母が寂しがるからだ。
そして指輪もして行かないことにしている。手を握ったときに、私の指輪を触って、自分の指輪はどこへいったのかと、祖母が気にしていたからだ。
少しでも一つでも不安材料を取り除きたいんだ。
認知症が本当に加速していて、今、祖母の中で私はまだ子供だったりする。「明日は学校だろう?」と毎回聞いてくる。そしてここで一緒に寝ようと言う。
小さい頃、私は両親とではなく、祖母と祖父と一緒に寝ていたからか、祖母の中ではあの頃のままなのかなあ・・と思うと、なんだか切ない気持ちになる。。。
父も、祖父も亡くなった。祖母にはまだ生きてほしいと思う。95歳で、十分長生きかも知れないけれど、私のエゴなのかなあ・・・まだまだ生きてほしいと思う。
人はいつかみな、天国へいくけれど、私の中で祖母は母と同じ、亡くなるわけないと思うほどに、強くたくましくどんな時も味方でいてくれる傍にいてくれる存在。もう退院できないなんて、信じられない。受け入れられない。
何を思っても、元気なころの祖母しか思い出せない。
なるべくそばにいること、会いに行くことしかできない。ごめんよばあちゃん。一緒に暮らせていたら、いや、私が自宅で介護できたら・・・
状況的に無理だと分かっていてもそんな思いしか頭に浮かばない。「仕方がない」と割り切ることがまだできないんだ。
今は、この状況で自分が出来ることをやり遂げること、今できる恩返しをしていく。
なんだかいつもいつもこんなことばかり書いてしまって・・・
でも、自分のありのままの気持ちを吐き出せる場があるだけでとても感謝している。ブログとは素晴らしいですね。
私だけではない、きっと人それぞれ、いろんな気持ちと戦っているんですよね。
そうか、
ばあちゃんも戦っているんだ。いろんな気持ちと。
そうなんだ。
そうなんだ。。。