仲間と歩く、あみいの日記☆

双極性障害あみいのひとりごと~

不育症・私が子供に出会うまで5

妊婦生活

 

妊婦生活って


あれなんなんだろう。

言葉にしようがない幸せ。

 

自分のお腹が大きくなる幸せ

我が子が育っているこが目に見えてわかる。

いつもお腹に手をあてて話しかける。

 

自分はひとりじゃなくて

もうひとりお腹に人間がいるなんて不思議すぎる。

 

そして毎朝起きてお腹の赤ちゃんが動き出すと

「ああ今日もちゃんと生きてる。よかった。」

って安心する。

 


私が妊婦だった頃、

体系を隠さない服装が多かったから

 


私の妊婦服もストレッチのきく

ざ・妊婦。って感じのラインの出てるワンピースが主。

 

妊婦服を買う楽しみ、出産準備の楽しみ、

 

お風呂で赤ちゃんのかかとが

お腹から飛び出るのがわかって感動したり

つついたら同じところを

つつき返してきたのを感じて喜んだり

 

かといったら赤ちゃんが

動きすぎてお腹が痛くなったり

 

なかなか赤ちゃんの名前が決まらなくて悩んだり。

 

言葉にならない

あたたかな幸せ。

 


体重増加はプラス10キロ。

不安が頭から離れることはなかったけど

穏やかな生活を送りました。

 

 

そして里帰り。

 

それからは安産体操に通ったり

自宅で呼吸法の練習をしたり

いつ赤ちゃんが家にきてもいいように

部屋の準備をしたり

  

実家は慌ただしくなりました。

 

そして妊娠10か月をすぎて

  

張り止めとアスピリンの内服が中止になりました。

  


赤ちゃんはいつ産まれても大丈夫な体重になった。

ほんとうに、育ったんだなぁ・・・と嬉しかった。

「私のお腹が大きくなって赤ちゃんが育つなんて」

 

こんな日がほんとうに来るなんて、信じられなかった。

私にとっては、すごすぎた。

 

 その後の検診で、

「赤ちゃんは元気で、いつ出てきても大丈夫だけど、

赤ちゃんのももにへその緒が巻きついてるね」

と先生が。

 

今までの死産と流産のことがあるから

より安全に確実に赤ちゃんを出すため

 

帝王切開にしようと言われた。

 

正直びっくりしたけど

ここまでがんばってきた、

絶対にこのお腹の赤ちゃん、無事に産みたい。

 

私は同意した。

そして先生がカルテに記した文字。

帝王切開の理由→臍帯けつらく(へその緒が巻き付く)。

そして「貴重児」。

 

貴重児とは、妊娠、出産で無事に産まれる確率の低い赤子のこと

又はようやく授かった赤ちゃんなどのこと。

 

そしてその翌週、帝王切開による入院が決まった。

 

 

その日まで、胎動が毎日ちゃんとあるか

こんなにも幸せなはずなのに、不安が消えなかった。

 

いよいよ帝王切開の前日

入院の日。

 

やっとここまできた。

長い道のり。でもこの子も一緒に頑張った。

 

 

私が母になる日。

人生で一番幸せな日が明日、来る。

 

 

女性がママになることは、

当たり前にできることなんかじゃないです。

 
奇跡なんだって

 
私は思います。

 

 

読んでくださって、ありがとうございました(●・ω・●)

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