仲間と歩く、あみいの日記☆

双極性障害あみいのひとりごと~

ばあちゃん☆双極性障害☆

二十歳まで一緒に暮らしていたばあちゃんが入院した。94歳。

四日前に親戚のおばちゃんから電話があった。

私は布団に入っていた。

叔母ちゃんが言った。「実は三か月前にばあちゃんが入院したんだ。あみいちゃんは内孫で、ずっと一緒に暮らしていたから、一番かわいいはずだったから、入院したことだけは伝えとく」と。

 

両親が離婚しているけど、私にとっては永遠にばあちゃん。

 

近くに住んでるのに、なぜこの何か月、顔をみにいかなかったのか、無職だったのに体調の波は少しあったけど落ち着いていたし

行けなくなんかなかった。なのに、私は父の時と同じように、遊んだり飲みに行ったりしていたんだ。

入院の理由はもう自分で歩けないことと、腹部に大動脈瘤があるということ。手術ができるのは75歳まで。もう8センチで破裂寸前なんだって。本人もそれを解っていて、私に「ばあちゃん、もう死ぬんじゃろう?」ってきいてきたの。

「ううん、そんなことないよ」って言ったけど自分で理解はしているようだった。

腹部にできた大動脈瘤は皮膚から飛び出しているほど巨大化していて、ばあちゃんはそこを、ずっどさするんだ。触っちゃダメだよって言っても気になるらしくてずっとさすってる、

 

たったこの何か月、会いに行かなかった間にこんなにも弱って、やせ細って、あんなにふくよかだったのに骨と皮だけになって、

 

私は反省以上の、後悔以上の感情しかない。

 

病棟で働いていた頃を思うと、自分がばあちゃんの完全看護をしたかった。

夕飯の食事介助をしてばあちゃんを眺めていたの。

 

一生懸命食べて生きようとしているのがわかる。もうすぐ危ないのを解っていても、それでも生きたいんだなあと思った。

 

ずっと手を握って、一緒に写真を撮ってたらばあかちゃんが笑った。「今日はいい顔しとってですね」って看護師さんが。

 

入院を聞いて翌日すぐにかけつけたその翌日も会いに行ったけど、躁鬱でいつもの引きこもりのせいか二日、昼間に外出したせいで今日は電池切れで行けいなかった。

 

一緒にたくさん撮った写メをみて泣いていた時に丁度チビが部屋にきたもんだから事情を説明して、

泣いている私を見て、

部活の「大会休んででも会いにいくよ。もっと早く会いに行けばよかったね」って言ってくれた。こんなときの人としての優しさがちゃんと育ってるんだなあと嬉しかった。

 

父が、がんで入院していたろ病院が遠くてあまり会いに行かなかったことを今でも後悔していることで

今度は絶対に、これ以上後悔したくないと思って、すっぴんでも這ってでも、会いに行って手を握りたい。会いにきたよって伝えたい。

 

リスカの跡があってでも仕事を探していたけど、たった二日続けて外出しただけでくたばるくらい体力がないことは問題だし

ばあちゃんのため、会いに行くため、少しでも顔を見せて喜ばせるため、少しのことでもいいから体力つけていくつもり。

 

今まで、飲みに行ったり遊びまくったりして、お酒で人に迷惑をかけたこともあった。そんな自分を深く反省してして見つめなおす時が今。遅いかも知れないけどちゃんと生きなきゃだめだ。

 

今、人生を全うしようとしているばちゃんを見てると、よく窓の外を眺めるの。きっといろんなことを考えているんだろうなあと思う。

 

いつも学校から帰ったらおにぎりを二個、作ってくれていた。

一つはのりのおにぎり。もう一つはろととこぶのまぶしたおにぎり。

あの味は一生忘れない。仕方のないことだけど、いつか来ることだけど

どうか死なないで、って思う。

 

 

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