白衣の天使☆双極性障害☆
錆びないナースでいてね
今日もばあちゃんの病院へ会いに行った。
今日は認知がひどかった。
それでも、大動脈瘤のことだけは、やっぱり忘れてない。
もうすぐ、自分の命が少なくなっていることも、ちゃんと解ってる。「さいさい来ないと、ばあちゃんもうすぐ死ぬよ?」なんていう。
今日はじいちゃんも父も天国へ行っていることも完全に忘れてた。だからといって、「もう亡くなってるじゃん」なんて言えない。
少しずつ忘れていくことで死からの恐怖から逃れられるなら、その方が幸せなのかなぁとも思う。
今日は金曜日。夕方の食事介助の時に、見るからに看護学生さん?っていう感じ?
家族への挨拶の仕方や患者さんへの対応を見ていて、思わず「学生さんですか?」って聞いた。
「はい。まだ準看の学生ですけど(#^.^#)」
いちばん純粋で、患者さんを第一に考えられる時。
患者さんにとても丁寧で大事に接することができるとき。
その学生さんが退出したとき、ばあちゃんが「今の人はなんていうひと?名前」って聞いてきたの。
「後で聞いとくからね」っていってそのまま会えないかと思ったら、帰るときの駐車場で偶然出会って、「祖母があなたの名前知りたがってたんだけど、教えてもらえますか?」って聞くと快く教えてくれた。
ばあちゃんは、患者さんは、ちゃんと解ってる。よく見ている。
錆びてしまったベテランナースには、思い出してほしい。昔自分も純粋に患者さんを想っていたこと。
そのうち免許を取ってしばらくしたら、義務的になるナースもいるんだいくらでも。
そんなふうにならないでね。錆びない天使でいてね。
その本物の笑顔が、患者さんにとっては本当に嬉しいんだ。って
心の中で思った。
学生さんがいてくれてよかった。なぜって、学生さんのほうが丁寧に正確に、ばあちゃんに接してくれるから。看護してくれるから。
午前はおばちゃんが見舞いに来て食事介助してくれてると思うから、午後はなるべく私が行く。ほぼ毎日いかないと、今は自分じゃなくてばあちゃんだからね。
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