仲間と歩く、あみいの日記☆

双極性障害あみいのひとりごと~

双極性障害の躁と鬱どっちが辛い?

 

 躁状態鬱状態を繰り返す双極性障害

 

双極性障害の方は躁と鬱の波の中で一生懸命生きています。

躁状態の時と鬱状態の時どちらが辛いかといえばはやはり、鬱状

態のほうが辛いと言われる方が多いように思います。

私も実際そうでした。

 

鬱状態が長かったため、躁転するのが楽しみというか・・・

躁状態の方が楽でした。

 

身体が軽くなり、躁鬱治ったんじゃないの?

って毎回思うんですがやがて鬱が訪れて、いつもの深海へと沈ん

でいきます。

 

なので躁状態が来るのが楽しみでした。

鬱状態のときに出来なかったことをまるで挽回するかのように、

とても活動的になります。

 

そして受けたかった病院に応募し、採用されたはいいけどいざ、

勤務の初日には鬱状態になっていて出勤できなかった・・・

ということもありました。

とても悔しい思いをしました。

 

 躁状態で失ったもの・・・

 

 

一方で、双極性障害躁状態の時の方が深刻とも考えられていま

す。

うつ状態では、活動する気力も体力もないため、悪影響は少ない

のですが、躁状態では、本人は気分爽快でエネルギーに満ちあふ

れ、歯止めが効かないほど動き回るために、自らの健康や金銭だ

けでなく、社会的信用を損なう恐れが非常に高いと言われていま

す。

 

実際に、私も飲食店でアルバイトをしていた時に躁状態になり、

攻撃性が増して店長に噛みついてしまい、衝動的にアルバイトを

辞めてしまうということがありました。

 

クローズで働いていましたが、とてもアットホームでみんな仲が

良く、楽しい職場でした。なので辞めた後はとても後悔しまし

た。何故あんなことをしたのだろう・・・

今でも分かりません。

 

一年半、その飲食店で築いた信用も信頼も一瞬で吹っ飛んだ出来

事でした。

そこで知り合った友達には今でも仲良くしてもらっています。

それがせめてもの救いです。

 

波を穏やかにすることが大事

 

よって躁状態でも鬱状態でもよくないんですね。

でも大抵の人たちは躁状態が来るのを楽しみにしています。

それは分からなくもないんですが、私の体験談からも言いたいの

は(一方的な見解ですみません)やはり波を穏やかにして、その状

態を保ち続けることが大事だと痛感しています。

 

そのためには服薬は必ず怠らないこと、特に気分安定剤は必ず飲

み続けることだと思います。

 

なかなか効果が感じられないと、断薬したくなる気持ちは分かり

ます。

でも断薬するとかなり高い確率で再発し、波も大きく、また周期

も短くなってしまうと聞いたことがあります。

 

私は主治医を信頼し、体調を壊さないように処方された薬を飲み

続けています。

 

少しでも同じ病気の方の症状が安定し、日常生活をより楽に快適

に過ごせるよう祈ります。

 

 

 


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